しないでね、分かっちゃいるけど・・・
梅干しって、どんなモノか想像しないでね
突然、ヘンテコなお願いから始まりました
こんにちは、まーるです
「梅干しを想像しないでね」
こう言われても、ついつい頭に浮かんでツバが出てきませんか?
「ご飯こぼさないで」「道を走らないで」そう言われても頭に浮かぶのは、
ボロボロとご飯をこぼすイメージ
ダーッと勢いよく走るイメージ
「○○しないでね」という否定で伝えると、しないでと言われているのに、頭にはそれをするイメージが浮かんでしまうのです
こぼしちゃいけない、そう耳で聞いていても、頭には自分がこぼすイメージが浮かぶ・・・
だから子供もなかなか直せずに、ワタシも同じことばかり言って怒る、この繰り返しになっていました
言い聞かせ、こう言い換えると上手くいく
〇〇しないで、と言っていたワタシですが、なかなか子供の意識にスッと入っていかないので、言い方をこんな風に変えてみました
して欲しい事をダイレクトに言う
ご飯こぼさないで→→ピンっと真っすぐ持って食べよう
走らないで→→スタスタ歩こう
うちの子供は、「ピン!」と声に出してお茶碗を持ったり、「スタスタ」と口で言いながら歩いたり、面白がってやっています
言い換えで、ママの気持ちもUPする
「○○しないで!」と叱っていたときよりも、「○○すると良いよ!」と言っているときの方が、ワタシの気分も良い、という事に気が付きました
否定の言い聞かせばかり言っていると、自分の気分まで下向きにしていたのです
“して欲しいことをダイレクトに言う” “肯定で言い聞かせる”、を心がけると、次に繋がる言葉が怒りになることが減りました
【〇〇しないで(否定)の言い聞かせ】
「こぼさないで食べて」→こぼす→「だから言ってるのに!」
〈結果〉イライラしながら床掃除
【〇〇しよう(肯定)の言い聞かせ】
「真っ直ぐ持つと上手くいくよ」→こぼさない食べ方になる→「よく食べてくれてママも嬉しいな!」
〈結果〉ワタシの気分も平和、子供の自尊心もこちょこちょ
こんな風に「梅干し想像しないでね方式」を止めてみると、繰り返し同じことを言うことによる気持ちと体力の消耗が減って、ワタシ自身の言葉と気持ちが肯定的であることが増えました
そして、
「どうしてお皿は真っ直ぐ持たないといけないのか→ご飯がこぼれて食べられなくなるから」
「どうして走ったらいけないのか→車や自転車にぶつかって怪我をするから」
など、具体的に子供に伝えてあげると、して欲しいことが子供たちの意識にもっとアプローチ出来るようになります
子供のための言い聞かせですが、ワタシ自身のためにも、疲れない嫌にならないやり方をこれからも探して行きたいと思います
子供との時間が「大変な時間」ではなく、「かけがえのない時間」になるように
まだまだワタシのヒント探しは続きます
