こんにちは、まーるです
我が家の2歳児はいま、何でも「自分でやる!」と、「オレのルールと違うことしてくれるな」が最高潮です
それに添わないと一気に機嫌を損ねて、さっきまであんなに楽しそうだったのに何で急に地団駄踏んで叫んでるの・・・となります
そんな2歳児への対応でこりゃいいぞ!と上手くいったことがありました
2歳児への言い聞かせ これは良かったシリーズ
自尊心をくすぐる
上から「〜しなさい!」ではなくて、対等もしくは、ちょっと下からお願いしてみる
「ママ今ちょっと困ってるんだけどさ、○○コレ代わりにやってくれる?」
と、ママを助けるために一肌脱いでくだせーという調子で言います
やってくれたら、
「おわー!ありがとう!やっさしーなー!!」 と自尊心をこちょこちょ
すると我が息子は、まんざらでもない顔して、鼻の穴を膨らませながら得意げにやってくれます
「自分で出来た!」とか「ママにしてあげた!」とかそんな事を気付いてもらったり喜んでもらえると、とても得意そうに誇らしそうに機嫌良く、お願いしたことをやってくれます
2歳といえども、しっかりあります、自尊心
ガチンコでやり合わない
ワタシが一番手を焼いているのが朝の支度です
着替え、食事、歯磨き、オムツ替え、靴を履く
この支度一つ一つに、何回「はい、やろう!」と言っているか・・・
「早くしろー!もうやらんでいー!おいてくぞー!」と言いたい、
いえ、言っています・・・
でも朝の時間の無い時に、2歳児とガチンコでやり合わなくていい、と気付きました
一番切羽詰まった時にガチンコでやり合うと、親も子も意固地になって最後は泥沼化します
朝の限られた時間では、たとえ言って聞かなくてもやらなくても、
「ま、いーか」と切り替えるようにしました
(はじめは怒りでプルプルしますが、まいーか今じゃないまいーか今じゃない、と呪文のように自分に言い聞かせます)
その代わりきちんと教えたいことは、時間のある時に落ち着いて言って聞かせることにしました
一番忙しい時にやろうとすると、必ずこじれるからです・・・
子供を怒った後って、自己嫌悪になったり、ぐったり気力体力が無くなったりします
ワタシの気力体力温存のためにも、ガチンコ対決やめました
気を取られているものを丁重にあつかう
子供に怒りたくなるときって、大抵、子供が何かに気を取られてその先に進まないときだったりします
歯磨きして欲しいんだけど、オモチャに気を取られてだめ、とか
お風呂入りたいんだけど、テレビに夢中、とか
そんなときは、子供が気を取られている原因となるもの(オモチャとかテレビのチャンネル)を、
「これ、楽しいし素敵だよね、〇〇の大切なものだよね。だからママここに大切に置いておくからね、歯磨き終わったらまた使おうね」と言って、
両手で丁重にそれを持ち、「ははー」と殿様に献上するかのごとく、大切に大切に他の場所へ置きます
すると、「ふむふむ、分かっているならいいけどね」といった様子で納得して次の動作に移ってくれます
もうおしまい!と怒って取り上げていた頃には考えられないスムーズな移動
なんということでしょう
遊びたい気持ち、続けたい気持ちをズバッと打ち切るのではなく、気持ちを代弁してから次の行動に促すことが良かったようです
ですが、永遠に効く技は、ない・・・
ここまでこんなに書いておいて、ちゃぶ台をガシャーンとひっくり返すようなことを言いますが、そうなんです
2歳児を完全攻略する、永遠に効く魔法のような技はないのです・・・
植物を観察するように、彼らを定点カメラで写し続けたら、目に見えてにょきにょき大きくなっているんじゃないかというくらい、すごい早さで大きくなっています
毎日一緒にいても、ふっと見た時の子供の成長に驚くことがあります
背と同じように、彼らの気持ちも思考もぐんぐん成長して変わっています
昨日まで上手くいっていたこの技がもう使えない!なんてことは日常茶飯事です
そして新たな壁に、新たな技がまた必要になります
毎日トライアンドエラーの繰り返し
トライアンドエラー時々ヒット
時々ゴロでも良いくらいなものです
育児に“完全攻略”はない
なにはともあれ、親自身の気持ちと体を健やかに大切に、
ヒントと技を探し続けていこうと思います
技の数だけクリアできるステージも増えるはずです
ワザは身を助く


